2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
歌人であったはずの「紀水章生」が、いつのまにか川柳を詠む「涼閑」とという顔をも持ち合わせていた。 わずか、一年半ほどの間にである。 なぜ、この短い間に、「川柳」という十七音の短詩型が、彼をこれほどまでに魅了したのか。 あふれだした、そして今も…
まどろみのなかに広がる風景のようで、なつかしく、さびしい。どこまでも、どこまでも続く星空の下、波の音が聞こえる。遠くにひとすじの灯りが見える。夜汽車だろうか・・舟かも知れない何処にむかっているのだろうか。 そんな装丁を見つめながら、田中律子…