ゆるら短歌diary

ゆるらと、短歌のこと書いていきます  

第2回 WAKATAN(和歌山で短歌を楽しむ会)のおはなし

 昨日、和歌山は、この冬いちばんの冷え込み・・

平地でも積雪ということで、私が、WAKATANグッズを愛車に、よいこらしょと

積み込む時には、吹雪が・・

参加してくださる予定の皆さんは、無事にたどりつけるだろうかと、超心配性の私はそれでも、えい!!とエンジンをかけたのでした。

でも、でも・・会場のプラグさんに到着した頃には雪もあがり、皆さんお元気で集まってくださいました。

 結局、雪がひどかったのは、昼食を調達にコンビニへ行く時

「帰れないかも~」という私に、江戸雪さんは、「初雪や~楽しい!」と興奮されてました。さすが大物・・こうありたいと思った次第です。

 

さて・・第2回WAKATANです。

前半は、平野陽平さんの、ハンドパンの演奏と香月にいなさんの短歌朗読・・

朗読の内容は、深山静さん作「龍女の独白」より

演奏と朗読が響き合って、プラグは、神秘の空間となりました。

 

その余韻を残したまま第2部へ・・

 江戸雪さんの短歌を二首、一部を空白にして、参加者の皆さんにイマジネーションをふくらませていただきました。

 ぶっつけ本番であるにもかかわらず、さすが皆さんの思考は限りなく柔軟でした!!

江戸雪さんは、私の歌よりデキてる!と絶賛されてました。

    

   薬局へ殺虫剤を買いにいく背中に    をつきさしたまま

                    バラ 

                    西陽

                    夏 

                    怒り

                    羽

                    罪

                    ハタキ(好感度いちばんでした)

 

   ブランデーケーキにぬくくなる耳が 雨だよっていうから眠ろう

                    きみのこゑしかひろへなくなる

                    君の鼓動をさがしてをりぬ

                    雪の言葉を聞きとめている

                    君への想いのシグナルとなる

                    枯れ葉のなかへまぎれてゆけり

 

 和歌山に、今年はじめて雪が降った日・・人と言葉のすてきな出逢いにほっこりとした一日でした。                    

 ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。